2012年4月12日木曜日

素人が美術鑑賞の楽しみ方を覚えました

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行ってきました、大友克洋GENGA展!

正直、美術鑑賞って苦手というか楽しみ方が分からないんです。でも大好きな漫画家の原画展だから行くっきゃないってんで予約したんです。結果、行って大正解でした。その楽しみ方ってヤツが分かったので。

美術鑑賞の楽しみ方その1 可能な限り近寄る
僕は今まで一つの作品の全体が見える位置に立って鑑賞していたのですが、今回は緻密な描写で知られる大友克洋の原画展、ぐーっと顔がくっつくくらい近づいてその緻密さに酔いしれました。すると漫画では分からなかった筆遣いや修正の跡の生々しさに鳥肌が立ちました。
これは他の美術作品にも同じことが言えると思います。全体をまんべんなく見るのは本やテレビでいつでもできますが、細部をつぶさに気の済むまで観察できるのが美術館ならではの体験なのだと今更ながら気づきました。

美術鑑賞の楽しみ方その2 順路は最低2周
僕はせっかちなのでたいていざっくり見ながら一周して美術館を後にすることが多かったです。しかし今回ばかりは予約制で時間が限られているということもあり、もう一周したいという思いに駆られました。すると見逃してた作品が出てくる出てくる!今まで行った美術館をもう一度訪問したいと思うほどホントもったいない見方をしてたんだなと後悔しています。

美術鑑賞の楽しみ方その3 使えるモノは使う
この原画展は写真撮影禁止ですが、金田バイクと童夢の“ズン壁”のあるブースのみ写真撮影OKということでした。さらには募金すれば金田バイクに跨がれるという夢特典が!シャイボーイでさらには一人で来てた僕は今までだったら跨りたい気持ちを抑えてスルーしてましたが、今回ばかりは抑えられず近くのやさしげなお兄さんに頼んで写真を撮ってもらいました。
こういったその場でしかできないコトは絶対にやっておくべきですね。あとは、パンフレットや今回はありませんでしたがオーディオガイドなど使えるモノは使うのがマストだと気づかせてくれました。

とまあ、普通の人は普通にやっているだろうことを楽しみ方などとのたまったワケですが、僕みたいに美術作品の鑑賞方法が分からないって人も多いと思いますのでぜひ参考に!

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